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最新の入れ歯セミナーに参加してきました

[2013.04.14]

こんにちは、横須賀市久里浜のさいとう歯科医院の齋藤徹です。

先日、入れ歯のセミナーに行きました。

現在65歳以上の方が3000万人を突破して

義歯を使用している方が増加しています。

薬局では市販の入れ歯安定剤の売り上げが毎年増加している状況です。

ということは

現在すでに高齢化社会で義歯を入れなければいけない

患者さんが増え続けるているということになります。

入れ歯安定剤を使わなければ食べたりしゃべったり、

笑ったりできない状況で生活しているということです。

確かに入れ歯は時間が経つと変形してきてます。

なぜなら

レジンというプラスティックの素材でできているからです。

プラステックがいつも口の中にあるということは

水分の中にあるということですよね。

プラスティック樹脂は水分を吸います。

そして変形します。

だから合わなくなるんですよ。

そういうことなんですね。

保険では6か月に一度義歯を作れます。

一度入れ歯を作ったからそれが一生もつわけではありません。

6か月もたない入れ歯だってあります。

たとえば入れ歯のかみ合わせの歯が自分の歯だったら

割れてしまう場合が多いです。

極端な話をすると

下は自分の歯が全部残っていて

上は総入れ歯だとするとどうでしょう?

噛む力は自分の体重と同じくらいの力がかかります。

入れ歯を踏むと壊れますよね。

私が小学校の時「象が踏んでも壊れない」素材の鉛筆ケースがありましたけど、

実際乗ってみると壊れちゃいました。

そっと乗ると壊れないけど、飛び乗るとこわれちゃう。

それと同じで食べるときは、そっと食べませんよね。

入れ歯が壊れるのを気にしながら食べたりすると

食事おいしくなですよね。

だからそういう方には金属の薄い素材で作る義歯をおすすめいたします。

種類はコバルトクロームとチタンです。

両方とも医療では人口関節とかの材料に使われています。

体内に入れても問題がないということです。

薄くてしゃべりやすい、

食事のときは熱いもの冷たいものを感じて食べられる。

変形が少ないので長持ちする。

もちろん型取り、歯の材質まで保険の治療とは違う材料を使いますし

技工士さんも時間や気合いも違いますね。

 

セミナーの話に戻りますが、

最近話題の「ノンクラスプデンチャー」です!

    

   

  

「ノンクラスプデンチャー」のいいところは

 

「目立たない!」金属のバネがないので人から見て入れ歯だと気づかれません。 

「薄くて軽い!」ので違和感が少ないです。

「弾力がある!」ので他の歯に負担が少ないです。

「食べかすが入りにくい!」

  舌の側を金属床で作ると食事の時に食べかすが入りにくいです。

当院でも10年前から取り扱いはありますけど

材料もすごく進化していま。

10年ひと昔というものですが

最近は2年ひと昔前です。

それくらい医療の進歩は早いということです。

みなんさん現在の日本の保険診療で最高の治療を受けられるでしょうか?

医科では内視鏡手術や心臓の手術など最新の医療が保険適応で受けることができます。

しかし歯科では最低限の治療しか受けられないのです。

残念ながら、最新の治療のインプラントや昔からあるセラミックのかぶせものや金の詰め物、金属床義歯なども保険適応にはなりません。

ですから体にいいもの、審美的にいいもの、機能的にいいものなどを選んで

上質な生活を送っていただきたいと思います。

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