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クラウン・インレー:キレイ重視の素材選び

[2017.01.06]
歯列矯正の発展途上国と不名誉な認識をされている日本でも、見た目を重要視する考えが広がってきました。その見た目に対応するのが、審美歯科。
 
 
審美歯科には、歯の形に関する悩み、歯のすき間に関する悩み、歯の色に関する悩みなどさまざまな悩みが寄せられます。しばしばみられるのは、むし歯などの治療で保険対応の銀歯にしたけれど、見た目も悪くどうにかならないかというもの。
 
 
銀歯は保険適応の素材の中でも手頃でなじみ深い素材であるため、気軽に選ぶ方もいます。確かに、保険適応外の素材と価格が一ケタも違います。価格も手頃だし、奥歯だから見えないだろう・・・このように気軽に銀歯を選択した方が、相談に来るケースが少なくありません。
 
 
ポイントは、見た目、特に色が良くないという点。
 
 
見た目にもこだわり保険も使いたい方向けに、保険適応素材の中には、レジンという白い素材があります。前歯から5番までに限り保険適応となっているものです。保険適応なので、費用は銀歯とそれほど変わりません。しかし、時間の経過とともに黄ばんできてしまうのが難点です。見た目にこだわってレジンを選んだはずなのに、数年後は変色に悩み、審美治療を考える方もいます。
 
 
これらの問題を解決してくれる素材として、ご紹介したいのがセラミック。セラミックを使用した身近なグッズとして、陶磁器があります。
 
 
では、身近にあるお茶わんやお皿、花瓶などの陶磁器を思い浮かべてください。どんな感じでしょうか。表面はなめらかでつるんとしていて、光が当たると艶やかです。着色性の高い料理などを入れっぱなしにしない限り、ほとんど色がつくことはありません。局所的な負荷がかかると割れてしまいますが、基本的には耐久性の高い素材で、変形することはありません。
 
 
この陶磁器の特徴が、そのままセラミッククラウンやインレーの特徴につながります。色が美しく、変色もしにくいので、長い間キレイな状態が保たれます。クラウン・インレーの素材の中でも、歯垢や歯垢がつきにくく、お口の健康を考えても、推奨できる素材です。
 
 
セラミックは保険適応外となり、費用負担は少なくありませんが、その分メリットもたくさんありますし、十分に価値のあるものです。審美治療をお考えの方、むし歯などの治療でクラウンやインレーをお考えの方、ぜひ、セラミックも視野に入れて検討してみてください。

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