歯科専用CT装置
CT撮影でお口の状態や健康状態の把握
CTによる検査でより安心、より安全なインプラント治療を
こんにちは! さいとう歯科医院 院長の齋藤です。
このページでは、当院で導入した歯科専用CT装置についてご説明いたします。
私たちは、患者様が安心できる安全なインプラント治療を行いたいという思いからCTを導入しました(もちろん、治りにくいむし歯の原因究明や歯周病の進行具合を知るためにも使用できます)。
インプラントはとてもよい治療法なのですが、リスクも伴います。しかし、最近のテレビ番組ではインプラント治療の危険性を過度に伝えるものがあり、残念に思います。クルマは危険な運転をすれば交通事故を引き起こす凶器になりますが、正しく運転すれば旅行や遊びに行けて、人生を楽しく送れる便利で素晴らしいものになります。
インプラントも同じで、事前に十分な検査をして、治療のシミュレーションを行い、安全な場所に治療を行えば、人生を豊かにしてくれる治療になるのです。私自身もインプラント治療を受けたものとして、インプラント治療の良さをもっと多くの方に知っていただきたいと思っています。
それでは、当院で行なっているCT装置を使った検査をご紹介したいと思います。
下の画像は、CTでお口の中を撮影して、分析するための画面です。
実際は、当院のカウンセリングでこのような画面を患者様といっしょに見ながら、インプラントがどのように入るのかを分かりやすくご説明しています。
CTによる検査がなぜ必要かというと、レントゲンだけでは平面の状態しかわからず、正確なインプラント治療ができないからです。CTを使えば、立体的にお口の様子を知ることができます。
茶筒やサランラップの芯を真正面から見ると長方形なのに、斜め上から立体的に見ると円柱になる、というのが立体的に見るということです。
インプラント治療をするときに、
- 神経とインプラントの位置関係はどうなっているか
- どこまでインプラントを入れても安全なのか
- 顎の骨の厚みはどれくらいあるのか
など、詳しい情報がわかり、治療を剃る前に正確なシミュレーションができるのです。
実際は、しっかりとわかりやすいご説明を行なっています
「目隠して、野菜を切るところからカレーを作ってください」を言われたら怖くてできませんよね。包丁で手を切ってしまうかもしれないし、火加減もわかりませんから。CTの検査なしでインプラント治療を行うのも同じことです。
だから、安全なインプラント治療や精密な歯科治療を行うには、CT装置が必ず必要になります。
当院の患者様は、治療後のCT撮影画像を見て、
「あ~、ちゃんとインプラントが入っていてよかったぁ」
「神経には触れていませんね。安心しました」
「骨の中にきちんと入っていますね」
など、安心と喜びの声をあげていただいています。
当院で導入している歯科用CTは歯科専用に開発された、X線の照射領域を必要最小限に調整が可能なレントゲンです。従来のCT装置と比べ、1/8~1/50程度の被曝量で撮影することができますので、安心して撮影を受けていただけます。
さっと、部分的に撮影できるので、「インプラントができるかどうか、いま知りたい」という患者様にとって、たいへん好評です。CT撮影のときに痛みや不快なことは一切ありません。通常のレントゲンを取るのと同じですぐに終わります。
また、当院ではインプラント治療を検討されている方に、CT撮影付きインプラント相談を行っております。インプラントをするからCT撮影するのではなくて、インプラント治療を行うかどうか決める前に、私たちからの説明といっしょにしっかりとご自身の目でいただいて、納得してから治療を受けていただきたいからです。
「インプラントに興味があるけれど、検査費用がかかるし、もし検査してもインプラント治療が受けられないとわかったら検査代がムダになるし…」とためらう必要はありません。インプラント治療をお考えの方は、ぜひ当院にお問い合わせください。