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歯ぎしり・くいしばり治療

歯周病、知覚過敏、顎関節症・・・

「歯ぎしり」や「くいしばり」は
そんな数多くの口腔疾患を引き起こす原因に
なってしまいます。

歯ぎしり・くいしばり

歯ぎしり・くいしばりは上下の歯が強く接触した状態をいい、3つに大別されます。
無意識に行う場合が多く、歯や歯ぐき、顎へのダメージも大きなものとなります。

  1. グラインディング

    ギリギリと歯を擦り合わせる

  2. クレンチング

    ググッと上下の歯を強く噛みしめる(くいしばり)

  3. タッピング

    カチカチと歯をすばやく打ちならす

歯ぎしり・くいしばりが歯に与える悪影響

「歯ぎしり」や「くいしばり」を放置すると歯周病の悪化、肩こり、頭痛、めまいなど、さまざまな不快症状を引き起こしてしまう恐れがあります。下記の症状に、あてはまる方は専門の医療機関の受診をおすすめします。

口周りの不調

長期的になると歯だけでなく顎や顔の形にまで影響が広がります。
毎日、強く咬み合うことで、歯だけでなく、顎の筋肉、関節、さらには骨にまで影響を及ぼします。治療した歯のつめ物がすぐにダメになる、時間をかけて矯正したのに結局歯ならびが悪くなってしまうこともあります。

知覚過敏

歯の表面のエナメル質がはがれ、象牙質の露出が原因で起こります。
虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみる、歯ブラシが当たると瞬間的な激痛が走る場合は、「知覚過敏」の可能性があります。
知覚過敏は軽度のものなら塗り薬の塗布などで症状を和らげることができますが、ひどくなってしまうと歯の神経を抜く治療が必要になることがあります。

顎関節症

主に「歯ぎしり」が原因となる場合があります。
口を開けると顎の関節に痛みを感じる、顎の関節左右の動きにズレがあって違和感があるといった症状は顎関節症である可能性が高いでしょう。
また、物を噛むと顎の関節に痛みを感じる、顎が外れそうになるケースも同様です。

顔の変形

片側だけの「くいしばり」をしている人が一番危険です。
食事の際も同様に片側だけで噛む癖のある方が多くいらっしゃいます。そういう生活習慣から、力を加える方にだけ顎の筋肉が発達して、顔の歪みを引き起こす原因になります。ひどくなると、目や頬の大きさや張り方が左右で違ってくることもあります。

身体の不調

歯ぎしりが原因で肩こりや頭痛、腰痛などさまざまな症状に発展し、全身にまで影響が広がります。

  • 頭痛・肩こり・腕のしびれ
  • 腰痛・股関節のずれ
  • 全身の倦怠感・だるさ

歯ぎしり・くいしばりの原因と対処法

「歯ぎしり」や「くいしばり」は睡眠中に限らず無意識に行われ、ストレスを感じているときや集中しているときに多く見られます。

マウスピース(スプリント療法)

精神的なストレスは「歯ぎしり・くいしばり」を強くする要因の一つと言われており、「歯ぎしり」を無理に止めることはストレスの発散を妨げるという見解もある為、現在ではマウスピースを付けて眠ることで歯や顎へのダメージを軽減する方法が一般的です。

ストレスの発散

くいしばりは、引越しや入学、転職といった環境の変化や大きなストレスが加わったことが原因で起こることがあります。ストレスをコントロールできるようリラックス出来る方法を見つけることも大事です。

自己暗示療法

「くいしばり」は何かに集中しているときに起こることがあるので、自分で意識してくいしばらないように常に暗示をかけるようにします。

歯ぎしり・くいしばりのセルフチェック

下記の項目に思い当たることがあれば「歯ぎしり・くいしばり」をしている可能性は高いでしょう。

No. 項目 判定
1 歯にひびがある、欠けたことがある
2 上下の歯がかみ合うところに、すり減りがある
3 口を普通に閉じた状態で、口の中で上下の歯がくっついている
4 集中しているとき(車の運転・パソコンで作業をしているとき・趣味に没頭している等)に無意識に噛みしめている
5 歯と歯肉の境目が削れている
6 朝起きた時に口の周囲がこわばっている、顎が疲れている
7 頬の内側や下に噛んだ跡がある
8 肩こりや頭痛が多い

どれか一つでも当てはまれば、歯ぎしりをしている可能性があります。

横須賀市さいとう歯科医院

Tel 046-833-5582
Address 239-0831
神奈川県横須賀市久里浜4丁目11-15
ライフコンフォート久里浜 3F
診療時間日祝
9:00~13:00
14:30~17:30

休診日 水・日・祝

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